金買取をめぐる詐欺や類似の事件が多発しています。
買取業者が自宅を訪問し、納得できないような安価で強引に金を買い取っていく、悪質な訪問購入の事案がここ数年で急増しています。
この手の業者は、最初こそ優しそうな顔をして話をしてきますが、なかなか首を縦に振らない人には、一転して強引な態度に出て、金を買い叩くことがあります。
こうした業者は、ハナから真っ当な取引をするつもりなどなく、後々の証拠となるような書類もほとんど渡してくれないので、怪しい業者が訪ねてきても相手にしないようにしましょう。
業者の人間が突然自宅を訪れ、言葉巧みに、あるいは強迫的な態度で金製品の買取を申し出てくる迷惑な形式がはびこっており、訪問購入と呼ばれています。
業者の量ったグラム数や買取価格の基準が信用できなかったり、売るつもりはなかったのに、ゴリ押しに負けて売却してしまったなどと、後悔しても時既に遅し、というケースも多かったのです。
悪質な訪問購入で被害に遭ってしまった場合でも、法改正によってクーリングオフ制度が使えるようになりましたから、8日以内なら品物を取り戻すことができるし、なんなら8日間は品物を渡す必要すらないことを知っておき、悪徳業者のゴリ押しに負けないようにしましょう。
日本経済にも大幅な景気後退をもたらしたリーマンショック以降、現在までの数年間で、少しずつとはいえ、金の市場買取価格が上がってきています。
加えて、ここ最近、ユーロに加盟していたギリシャが経済破綻を起こし、預金の引き出しにストップが掛けられました。
リーマンショックと同様、ギリシャのこの事態も、金製品の買取価格が上がる要因の一つになったとみられています。
昔貰ったけどもう使わない、というネックレスを買取ショップに持っていこうとしている方は、刻印を見てみるのがいいと思います。
一般に流通している金製品には、金のグレードを証明する「K24」などの文字が刻印されていることが多いです。
K24が純金で、数字が小さくなるほどに純度が低くなります。
K24というのは純度100パーセント、K18なら純度75パーセントというのが一定の目安になります。
金やプラチナ、シルバーなどでは、全て純度により買取額は大きく変動してきます。
初めての金買取。
一番肝心なお店選びの段階で初めての方はよく迷うようです。
わざわざ売りに行く以上、可能な限り高く売却できるのがいいというのは誰だって考えることですよね。
お店選びの最もわかりやすい基準は、口コミやレビューなどでの評価です。
口コミでの人気が高ければ、買取に不備がなく、信用が置けるお店であると見ていいでしょう。
初心者の方でも当てにできる指標になりますね。